晩秋の霧島路は木々が燃えるような紅葉をみせて訪れる人々を楽しませてくれます。
 最近では、若い頃には思いもしなっかった自然に対する新しい感覚がいつのまにか芽生えてきたようです。すべてが色のイメージとして思い浮かび私の心の中で拡がります。
 
 冬は一面の白い世界、雪やくもる人の息。白波のたつ海。
 閉ざされて純潔。
 
 春は桜や梅の花の淡い色、冬の白から色付きはじめる。変化のとき。
 
 夏は木々の葉の鮮やかな翠、透き通るような海の鮮やかな碧。
 まばゆいまでに差し込む日の光。視覚を強く刺激する濃厚な原色。

 秋は燃えるような木々の紅葉。四季を締める、強いエネルギーの季節
 禾篇(のぎへん)に火は秋。激しく燃え盛るイメージ。

 いきなりリリカルなプロローグとなりましたが、私の故郷の秋の情緒ある風景を載せてみました。「たまゆら」のコーナーですが今回はちょっと趣旨を変えて「紅葉の秋」の映像を掲載しました。
2枚だけですが「たまゆら」も載せてあります。
まさに「激しく燃え盛る」自然のオーラを感じていただけるかと思います。

(撮影地:鹿児島県霧島市 撮影機材:デジカメ〔ニコンCOOLPIX7500〕 )

 (無断転載を禁じます)


  









四方を大きな樹木に囲まれた「山神社」の境内です。
画面左の上下に「たまゆら」が映っています。

 山神社の石の祠です。小さくて見つらいですが祠の前と横にはっきりとした大きな「たまゆら」が写っています。この時は大変気持ちよくお詣りさせていただく事が出来ました。こんな心地のよい感覚はめったにありません。
心からの祈りが通じたのでしょうか?御神前に二つのたまゆらが(拡大したのが下の画像)